完全なるDVD、プロテクトCDのバックアップ方法

DVDをリッピングするDeCSSは以前のものとなりました。

近頃はもっと面白い事ができるのです。DVDをMpeg4変換してCD-Rに焼いてしまおというものです。

というわけでリッピングツールとしてDeCSSに代わる別ツール「cladDVD」も出てきてるようで、それについての解説HPもちらほら。色々と機能拡張も図られ、DeCSSよりも進化したようです。

以前、DeCSSの情報は配信していた事もありました。その後はあまりこの手法は表には出しませんでした。

ここに載っている方法を用いる事で、CD-R1枚に映画一本分のファイルをあまり画質劣化なく保存できます。

また、新型マックにはDVD-Rドライブも搭載されるようですので自作のDVDビデオなどもこれから作りやすくなります。

バックアップに使うツールはほとんどがどこかのHPからダウンロードできるものが多くありますので、
ご自分にて検索エンジンで探してみて下さい以下に貼ってあるリンク先ですが、
ツールのダウンに関してはHPが一定期間で閉じてしまう場合もあります。
もしリンク先が潰れておりましたら、ダウントードできるページを探してみて下さい。
簡単に検索できます。DVD・CD関連のリンクが潰れておりましたら、↓のHPをお役立て下さい。

・ミュージックCDRドットコム
http://www.musiccdr.com/ (Internet Archive)

バックアップに使うツールは、わざわざ馬鹿高いお金を払って製品を購入しなくとも十分入手できます。

話は次へ進ませて頂きますが、SMARTRIPPERをお勧めします

http://www.riphelp.com/downloads/smart-ripper.html

1. SMARTRIPPER起動画面

Rip-Method（リッピング目的）にMOVIEFILEBACKUP

とありますが全部のファイルをコピーしておいたほうが無難なのでBackupを選択、ワンタッチで済みます。

Targetでコピー先を指定しておきましょう。
そしてStartでHDDへのコピーをはじめます。上図の順に選択していけば良いわけです。

2. HDDコピー中の画面

環境により異なりますが、だいたい実時間の約1/3（2時間の映画ならば約40分）程度かかります。

それでは吸い出したファイルについて少し説明しましょう。

VIDEO_TS.IFO：いわゆるDVDについての情報が入っています。

DVDプレイヤーはまずこのファイルがあるか探してディスクがDVDであるか判断するのです。

VIDEO_TS.BUP：単純に上のVIDEO_TS.IFOのバックアップファイルです。

上のファイルが読めない時の予備ファイルです。

3. VTS_01_0.VOB

VTS_01_0.VOB：このファイルからVTS_01_1.VOB、VTS_01_1.VOBとファイルが連番になっていると思います。

これがいわゆるムービー本体です。このファイルをパソコンで普通に再生できるようにするのが主旨です。

主にVTS_01_0.VOBにDVDルートメニューのムービーがVTS_01_1.VOB以降に本編のムービーが入っています。

1GBごとに区切られてはずです。

ちなみにPowerDVD等がインストールされていればメディアプレイヤーにドラッグ＆ドロップすれば再生できます。

VTS_01_0.IFO：上で説明したVTS_01_*.VOBファイルの説明ファイルです。

チャプター情報や字幕の内容が入っています。

VOBファイルをエンコード（再圧縮）にかけてWindowsで再生できるようにしたいわけですが、吸い出したままではエンコードソフトで読み込むことが出来ません。

そこでエンコードソフトでも読めるような中間ファイルを作成しないといけません。

※中間ファイル作成ソフトがDVD2AVIにあたります。↓のサイトで手に入りますのでなるべく新しいバージョンを。

http://arbor.ee.ntu.edu.tw/%7Ejackei/dvd2avi/

4. DVD2AVI起動画面

まずFile-Openを選択し、VOBファイルを選択します。

VTS_01_0.VOBはDVDメニューのムービーが入っているのでVTS_01_1.VOBを選択しましょう

そうすればVTS_01_2.VOB以降のファイルが自動的に選択されたと思います。

選択画面（画像注：例に使用したMI:2ではVTS_06_*.VOBに本編が収録されています)

そうなったらOKを押して設定に移りましょう。

設定は基本的にデフォルトでOKですが洋画のように多重音声となっている場合、出力音声を選択する必要があります。Audio-Truck Nunberでトラックを選択しましょう。

大体トラック1が英語音声、トラック2が日本語音声となっております。

5. 音声選択画面

設定が終わったら中間ファイルを作成しましょう。

File-Save Projectで中間ファイル(拡張子d2v)のファイル名を指定し、保存で中間ファイル作成が始まります。

6. 中間ファイル作成

中間ファイル作成は実時間の約1/6かかります。(2時間の映画ならば約20分)で作成されたファイルについて少し説明しましょう。d2vファイルとwavファイルの2種類が出力されたと思います。

d2vファイルが映像、wavファイルが音声すなわち音声と映像が分離されて出力されます.

名前.d2v（映像ファイルです。DVD2AVIで読み込んだVOBファイル達が連結されて入っています）

ファイルサイズは大きくありません、というのもd2vファイルはそれを通してVOBファイルを読むパイプの役目を果たすのでまだVOBを削除したり、移動させたりすると読めなくなります。

名前.wav（普通のWAVファイルです、メディアプレイヤーで読めます）いよいよエンコードに入ります。エンコ－ドソフトで代表的なものはTEMPGEnc（通称TMエンコ）

http://www.tmpgenc.com/

7. AviUtl

AviUtl(通称AVIユーティリティー)がありますがまずTEMPGEncの使用方法を説明します。

まず下の映像ソース「参照」で先ほど作成したd2vファイル、音声ソース「参照」で同様にwavファイルを読み込みます。で次に右下の設定で設定をはじめます。
TEMPGEncはAVI出力もできますが元々はMPEG1エンコードソフトなので設定もAVIに関係がないものが多いです。

8. サイズ

DVDは720x480で保存されていますがそのままで出力すると、

凄いファイルサイズになるので320x240サイズで保存するのが一般的です。

次に少し高度になりますがパソコンでDVDを綺麗に見る為の一番重要な、

ひいてはアナログキャプチャーにも必要なプロセスが「インターレース解除」と「24fps化」です。

9. 設定

ビデオで見るとフレームレート29.97fpsとなっていますが実は映画やアニメは24フレームで作成されています。

つまり1秒間に6フレームダブったフレームが存在します。それをパソコンで再生するとカクカクするのが目立ちます。

それを取り除き再生を滑らかにする作業が「24fps化」です。

またPVやドラマなどは30fpsなので24fps化は必要ありませんがパソコンで綺麗に表示するにはやはり「インターレース解除」が必要になります。

基本的に24fps化も「自動設定」で自動でやってくれます。設定がわからないと思いますが

設定方法：24fps化（動き優先）　

インターレース解除：自動選択

インターレース解除のしきい値：200

で大体のソースに対応できます。インターレース解除は実時間の大体1.5倍（2時間の映画だと約3時間）

その場で「実行」も出来ますが「エンコード時に実行」にチェックを入れて後でまとめて実行した方が早い。

なお24fps化が終了するとビデオ－フレームレートが23.976fpsに変更されます。

10. インターレース解除

DVDは基本的に「偶数フィールド」でOKです。

AVIファイルに出力するにはファイル－ファイルに出力－AVIファイルを選択します。

左上の「圧縮開始」（注ここでは隠れてますが）を選択するとMPEG1で出力されてしまうので注意。

ここで圧縮方法を指定する必要があります。よく使われる圧縮方法を紹介しておきます。

11. 映像

Microsoft MPEG4 V2：とりあえずこれで圧縮しておけば殆どのWINDOWS機で再できます。

初心者にお勧め。Microsoft MPEG4 V3はV2より多少圧縮率が高いですが標準では使用できません。

使うためにはシステムファイル上書きという荒業を使わなければいけないので初心者には使用が難しいです。

12. DivX :-)

MPEG4 Low-Motion：これも標準では使用できません、
実は中身はV3と同じなのですがインストーラーがついており導入は比較的簡単です。
MAC用、Linux用インストーラーもあったりして結構互換性もあったりします。

13. ビットレート選択画面

ここで主にかかわってくるのがDataRateです。

この値を大きくすれば画質も良くなりますがファイルサイズも大きくなります。

2時間の作品をCDR1枚に収めようと思うなら大体700～800が目安です。

14. 音声

MPEG Layer-3：ご存知の方も多いMP3です。とりあえずこれで問題ないでしょう。

ここでも「属性」データレートがファイルサイズに関わってきます96kbitで大体1分あたり1.5MBになります。

以上の設定が終わったらファイル名を指定して保存しましょう。

エンコードが開始されます。あとはひたすら待ちましょう。（大体実時間の約6倍）

じっくり待ったら出来上がったAVIファイルを堪能しましょう。

完全なるDVDバックアップ方法・その２

説明と手法を変えて説明

1. DVDのプロテクトを解除しHDDにコピー

DVDをドライブに入れcladDVD（DVDのプロテクトを解除しHDDにコピーするもの。
当方はver1.61を使用）を起動します。DVDをドライブに挿入した時、
DVD再生ソフトが起動した場合は終了させて下さい。

オプション欄は全部チェック。特にMaltiAngleとNo Macro'は必ずチェックして下さい。

MaltiAngleはマルチアングルを消し、No Macro'はコピーガードを消します。
下にDestination Directoryというボタンがあるので、押してコピー先のフォルダを設定します。

2. Go Commandsから命令を下す

次にGo Commandsから命令を下します。通常はDeCrypt Movie（本編ファイルのみコピー）のボタンを押せばいいのですが、中にはそれでは暗号解除できないDVDもあります。こういう場合はRIP Full DVDを使います。暫くすれば指定したフォルダにファイルがコピーされます。VobKeyにキーが表示されているものは上手くいってますが、「notencrypted」と表示された場合は失敗です。

※ところで必要なファイルはcladDVDでフィルムのリールのアイコンで表示されている拡張子がVOBのファイルです。この例ではVTS_01_1.VOB、VTS_01_2.VOB、VTS_01_3.VOBの3つです。

コピー作業終了後、エクスプローラ等で必要外のファイルはHDから削除してしまいましょう。

※中にはどうしても上手くいかないDVDもあります。この場合、暗号化されてない可能性があります。

暗号化されていない場合にはエクスプローラ等で直接コピーするだけです。

これからの工程には長時間かかります。ロースペック過ぎるPCでは暴走する危険性があります。

当方の環境では実時間の3倍ちょっとの時間がかかりました。DVDはもう必要ないのでドライブから抜きます。
DVD2AVI（コピーしたDVDのファイル（VOBファイル）から映像をAVI形式、
音声をWAVE形式で抜き出すもの）を起動します。File→Openとクリックし、先のVOBファイルを選択していきます。

3. "ADD"で追加

"ADD"で追加します。全てのファイルを追加して"OK"します。

その後、設定があります。Video→iDCT Algorithmとクリックしていきます。

MMX、3D Now!、SSE/KNIの該当するものをクリック。PentiumⅢやCeleronの高クロック品はSSEに、K6-2以降のAMD製MPUなら3D Now!につけると良く、PentiumⅡならMMXしか対応してないでしょう。

Process PriorityはHighにチェックしておきましょう。

次にAudio→Linear PCMと進みます。NoneにチェックがついているのでTrack1を選択します。

48->44.1KHzはNoneにチェックをします。File→Save AVIと進み、保存場所とファイル名を指定します。

圧縮プログラムの選択でDivX;-)MPEG4を選択します。

※DivXでMPEG4へ変換。DVD2AVIやAviUtl、FlaskMPEG等使います。3～5のバージョンがあります。

4. 設定

「設定」を押すと細かい設定が可能。画質優先か動き優先かビットレートを変更できます。

ここではデフォルト（画質優先、910Kbps）で行いますが、再生時間にはファイルサイズの関係から限界があります。
デフォルトではCD-Rの650MB以内に納めるには90分程度というところです。

設定ビットレートはピーク時のレートであり、平均ビットレートはこれを非常に下まわる事が多く、
実際はかなり長い映像を扱うことができます。誤差の程度は内容（動きの激しさ等）によります。

「OK」を押すと始まります。とても時間がかかります。作業中は「Audio」の部分が灰色になっています。

ここがまた黒色に戻ったら終了の合図と思って下さい。どれくらいの時間がかかるのか知りたい時は、
「Video」→「Statistics」と進んで行くと経過時間と予想残時間がわかります。

一番下の欄「Status」を見るとわかります。
上から順に経過時間、予想残時間、処理速度の情報を見ることができます。

5. 映像と音声を再結合

映像と音声を再結合する為の作業に移ります。まず生成された映像と音声ファイルを調べてみましょう。

プロパティを調べると映像と音声の再生時間に誤差がありますが、0.006秒と問題ないレベルです。

どちらも問題なく再生可能（もちろん、映像ファイルは無音です）であることを確認しておいて下さい。

うまくいかない場合は当然失敗です。運良く上手くいってるみたいなら、後は映像と音声を再合成するだけです。
ここでの作業もそれなりに時間がかかります（数十分～2,3時間）。

AviUtlを起動し、まずは映像ファイル（AVIファイル）を開きます。

次に「音声読み込み」で音声ファイル（WAVファイル）を選択します。

「AVI出力」を選択します。慎重にやって下さい。焦るととんでもなく巨大なファイルが生成されてしまいます。

6. 最後に

既に「ビデオ圧縮」は先に済ませていますので、横の「再圧縮なし」にチェックをいれます。

次に「オーディオ圧縮」のボタンを押します。「形式」で「MPEG Layer-3」を選択します。

属性では、さまざまな選択肢があります。48,000Hzのものならばどれでも良いでしょう。

あまり小さなビットレートでは音質が悪くなるでしょうし、大きなビットレートではファイルサイズが大きくなります。選択が終わったら「OK」し再度「OK」すれば作業が開始されます。

作業中は予想残時間がウィンドウの上に表示されるので参考にしましょう。

終わったら生成されたファイルを確認してください。後はCD-Rに焼いたりできます。

完全無敵のDVDのバックアップ方法

DVDのコピーガード信号を完全除去してCD-R/RWに録画する方法があります。

YAHOOオークションに出品されているビデオディスクレコーダー「VDR2300」や「DVA2288VDR」を使えば
Macrovisionの影響を受けずDVDソフトをダビングできます。
これはMacrovision信号を制作して、DVDの配給会社からのコピーガード信号代金で成り立っているMacrovision社に
確認したところ、VHC（VHSテープ）とDVD-Rへのコピーは出来ないようハード製作会社にどの機種だろうと制作する際、
マクロ信号を感知するセンサーを取付る義務付がありますが、VCDのハードに関してはその類でないという答えです

したがってDVDプレーヤーとVDRの2in1である「DVA2288VDR」はDVDからVDRへ直接内部コピー可能ですが
再生をDVD側にして外部出力するとコピー信号がかかりますが、VDRからの出力にすれば
コピーガード信号のまったく無いオリジナルの映像を出力します。
コピーガードキャンセラーとすればこれ以上無い高性能です。

米国では著作権法は非常に厳しくなっています。

Macrovisionという会社があって、その会社は特許やDVDの複製規則について担当をしています。

現在では、その会社はDVD映画をDVDやVHSブランクへのコピーを禁止しています。

それでDVD映画をVHSテープにコピーしようとしたら、スクランブル信号を受けるようになります。

その信号のせいで自分の為に（もちろん販売や上映する為ではなく破損した時の為）自分が大金をはたき、
購入したDVDの複製を作ろうとしてもMacrovisionのおかげで無差別に一切ダビングできないのが現状です。

しかも著作権法などの厳しい規制のためMacrovision信号を解除しダビング可能にする、
コピーガードキャンセラーについても製造、販売は固く禁止されておりそのかわりに、
ビデオスタビライザーや編集機の名目でYAHOOオークション等でMacrovisionを除去して
ダビングできるようにする機械が数種類販売されていますが、どれも完璧ではなく画像がぼやけたり、
色調の相違、また録画側機種やソフトとの相性まであり録画できずに機械が停止する事もしばしばです。

自分で買ったソフトがダビングできない不条理さに愕き怒られた方も少なくないと思います。
しかし表面上の映像音声をビデオのように録画するなら完璧にダビング（音声5．1ChやDVDの深い層は
デュプリケーターでないと無理）する機械がYAHOOオークションで販売されていました。
それが先に紹介した、ビデオディスクレコーダー「VDR2300」や「DVA2288VDR」です。

この機種はCD-R/RWにDVDをコピー出来るレコーダーです。
この機種はVDRレコーダー製造会社がVDRを制作する時に、Macrovision社へ問合せ、
問題無いという返信があったので製造に踏み切ったということです。
オークションで見かけたらGETしても損ではありません。

※あくまでもバックアップが目的ですが、どう使うかまでは申しません。

自己製作内容の大量生産でオークションでさばくのは構わないでしょう。内容次第でマンション買えます。

プロテクトCDをコピーする方法

CCCDの掛かったオーディオCDもどきを購入拒否し続けていましたが、AVEXに続き東芝EMIなど、
続々とCCCDが掛かったCDもどきが発売され純粋にCDを購入し楽しんでいる者にとって、
これ以上CCCDが増えると全くCDを聞くことができなくなるので、色々と試行錯誤してみました。

PRO-GのCloneCDを使用する事で、CCCDの掛かったCDを音楽トラック部分のみ
イメージファイルに変換する事ができます。変換したイメージファイルは、
SimDiscで仮想(音楽)CDとして扱えますし、CloneCDでCD-Rにコピーする事も可能です。
また、音楽CDとして扱えますのでMP3への変換も容易です。

ExactAudioCopyでもMP3への変換は可能でしたが、変換時間が掛かり過ぎるという難点がありますが、
この方法の方が、若干ですが高速に処理できる様に思えます。

但し、CDドライブとの相性(性能)の問題もあり、全てのCDドライブで可能な訳ではありませんし、
CloneCDが対応しているドライブ全てで可能な訳でもありません。

少なくともRAWモードに対応している必要があるようです。

SEO		[PR] 爆速!無料ブログ無料ホームページ開設無料ライブ放送